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2025.9.21

~尊重~夫婦関係に違和感を感じたらDISC理論を活かしてみよう

優先順位の違いを尊重する

DISCタイプによって、人生や日常生活における優先順位が異なります。この違いを理解し、尊重することが重要です。

D(主導型):目標達成、結果を重視

I(感化型):人間関係、楽しさ、承認を重視

S(安定型):安定、調和、協力を重視

C(慎重型):正確さ、品質、論理を重視

例えば、夫が「仕事で昇進したい」というDタイプ的な目標を持っている一方で、妻が「家族との時間を大切にしたい」というSタイプ的な価値観を持っている場合、お互いの価値観を理解し、尊重することが重要です。

夫は妻の家族への配慮を理解し、

妻は夫の仕事への情熱を応援することで、

衝突を避け、お互いを支え合うことができます。

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2025.9.18

~補完~夫婦関係に違和感を感じたらDISC理論を活かしてみよう

強みと弱みを補完し合う

夫婦それぞれが持つDISCタイプの強みを活かし、弱みを補完し合うことで、夫婦としての総合力が向上します。

D(主導型)の夫 と S(安定型)の妻 の組み合わせ

夫(D)の強み:決断力があり、行動が速い。

妻(S)の強み:協調性があり、忍耐力がある。

補完例

旅行の計画を立てる際、

夫が「どこに行くか」「いつ行くか」といった大枠の決定をリードし、

妻が「ホテル選び」「レストラン予約」といった細部の調整や、家族全員が楽しめるような配慮をすることで、

効率的かつ満足度の高い旅行計画が立てられます。

I(感化型)の夫 と C(慎重型)の妻 の組み合わせ

夫(I)の強み:明るくポジティブ、新しいアイデアが豊富。

妻(C)の強み:分析力が高く、物事を計画的に進められる。

補完例

夫婦で新しい趣味を始める際、

夫が「こんな楽しいことができそうだ!」と盛り上がり、

妻が「そのためには、まずこれを準備して、この手順で進めよう」と具体的なステップを提案することで、

アイデアが現実のものとなります。

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2025.9.17

~相互理解~夫婦関係に違和感を感じたらDISC理論を活かしてみよう

DISC理論で相手のコミュニケーションスタイルを理解し、合わせる

夫婦間で最も多いトラブルの一つが、コミュニケーションのすれ違いです。お互いのDISCタイプを理解することで、どのように話せば相手に伝わりやすいかが分かります。

D(主導型)の夫 × S(安定型)の妻 の場合

夫(D):結論を急ぎ、回りくどい話を嫌う傾向があります。

妻(S):じっくり話を聞いてほしい、感情を共有したいという気持ちが強い傾向があります。

改善例

・夫は、妻が話したいことを途中で遮らず、最後まで聞くことを意識します。

・妻は、夫に何かを伝えたい時、最初に要点を伝え、その後で詳細を話すように工夫します。

例えば、「今日の夕食は和食にしようと思うんだけど、どうかな?(要点)実は、最近魚料理が食べたい気分で…(詳細)」のように話すことで、夫も話を聞き入れやすくなります。

I(感化型)の夫 × C(慎重型)の妻 の場合

夫(I):明るく社交的で、アイデアを出すのが好きですが、詳細や計画がおろそかになりがちです。

妻(C):論理的で詳細を重視し、計画を立ててから行動したいタイプです。

改善例

夫が「週末にドライブに行こう!」と提案した際、

・妻は「いいね!どこに行く?準備は何が必要?」と具体的に質問し、夫のアイデアを具体的な計画に落とし込む手伝いをします。

・夫は、妻が計画を立てる時間を尊重し、突発的な変更は避けるように心がけます。

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2025.9.13

~支え合い~夫婦関係に違和感を感じたらDISC理論を活かしてみよう

DISC理論でストレス反応を理解し、支え合う

DISCタイプによって、ストレスを感じる状況やストレスへの対処法が異なります。お互いのストレス反応を理解し、適切にサポートすることで、関係がより強固になります。

D(主導型)の夫 がストレスを感じている場合

特徴:コントロールできない状況や成果が出ないことにストレスを感じやすいです。イライラしたり、指示的になったりすることがあります。

妻のサポート:夫が自分で解決策を見つけられるよう、静かに見守るか、具体的な解決策の選択肢を提示する。感情的に問い詰めるのではなく、「何かできることある?」とシンプルに尋ねるのが効果的です。

S(安定型)の妻 がストレスを感じている場合

特徴:変化や対立、人間関係の不和にストレスを感じやすいです。内向的になり、問題を抱え込みがちです。

夫のサポート:妻の話をじっくり聞き、共感を示し、安心感を与えることが大切です。無理に解決策を押し付けず、妻が落ち着くまで待つ姿勢が重要です。日常のルーティンを維持し、安定した環境を提供することも有効です。

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2025.9.7

~遠慮がちな嫁と即決する義理の家族~ 義理の家族との関係に悩んだらDISC理論を活用してみよう

義理の家族とのコミュニケーションに悩む妻(Sタイプ)が、夫の家族(義理の家族)とのコミュニケーションにDISC理論を活かしたストーリーで解説します。

遠慮がちな嫁と即決する義理の家族

義実家は「即決の世界」

恵さん(35歳)は、穏やかで人の気持ちに寄り添うSタイプ。夫の実家に行くと、義母と義父は会話が早い、早い。

義母:「次のお正月、旅行行こうか」

義父:「いいね、じゃあ沖縄で!」

恵さん:「えっ…えっと…」

気づけば話は決まっていて、恵さんはついていけない。(私の意見なんて必要ないのかな…)と心の中でしょんぼり。

DISC理論で気づく

ある日、友人から聞いたDISC理論を思い出す。

Dタイプは結論重視、スピード命…あ!義母も義父もこれだ!」

Sタイプの自分は相手に合わせすぎて、「考えてから答える」習慣がかえって距離を作っていたことに気づく。

スタイルをシフト

恵さんは勇気を出して、次の義実家訪問でこう心がけた。

・結論を先に(「私は賛成です」「こっちがいいです」)

・短くハッキリ(余計な前置きは後回し)

・即リアクション(うなずきや笑顔をすぐ見せる)

小さな変化、大きな手応え

義母:「来週バーベキューどう?」

恵さん:「いいですね!私はサラダ作ります」

その瞬間、義母が笑顔で「じゃあお願いね、頼りになるわ〜」。義父も「やっぱ話が早いと助かるな」と言ってくれた。

(あ、これがDISCでいう“相手のペースに合わせる”ってことか…)恵さんの中で、義理の家族との会話の苦手意識が少しずつ消えていった。

学んだこと

Sタイプの優しさや安心感はそのままに、相手がDタイプなら「テンポと結論」をプラスするだけで関係はぐっと近くなる。それは「自分を変える」じゃなくて、「相手に橋をかける」ことだった。

教訓

Dタイプ相手にはまず結論、そしてテンポ

・遠慮よりも即リアクションが信頼を生む

・優しさ+スピード感=円滑な義理家族コミュニケーション

*このストーリーはフィクションであり実在の人物とは一切関係ありません。

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2025.9.7

~慎重な嫁とノリの良い義理の家族~ 義理の家族との関係に悩んだらDISC理論を活用してみよう

慎重な嫁とノリの良い義理の家族

義実家は「ノリ重視」

真理さん(34歳)は、準備や計画が大好きなCタイプ。夫の実家は、義母も義父も兄弟たちも、とにかくノリと勢いで動くタイプ。

義母:「来月みんなで旅行行こうよ!」

義兄:「いいね!行こう行こう!」

真理さん:「…えっと、どこに?予算は?日程は?」

頭の中で確認事項が次々浮かび、笑顔が引きつる。(ちゃんと決めてからじゃないと不安…)でも、そんなことを言っている間に、話はどんどん盛り上がっていく。

DISC理論で気づく

ある日読んだ本で、DISCのIタイプの特徴を知る。「楽しい雰囲気を大事にして、細かいことは後回し」

(あ、これ完全に義理の家族だ…)自分はCタイプだから、正確さを優先してしまう。でもIタイプには、まず共感やノリを合わせることが大事だと理解する。

スタイルをシフト

次の義実家訪問ではこう心がけた。

・「楽しそうですね!」とまず感情に共感

・細かい質問はその場では控えて、後で夫に聞く

・場の雰囲気に合わせて笑顔や相づちを増やす

小さな変化

義母:「今度バーベキューしようよ!」

真理さん:「いいですね!楽しみです!」

(…後で場所と持ち物聞こう)

その瞬間、義母が笑顔で「やっぱ真理さんいると楽しいわ〜」と言ってくれた。義兄も「ノリが合うと話しやすいね」と。(なるほど…正確さは後からでも十分間に合うんだ)真理さんの心は少し軽くなった。

学んだこと

Cタイプの慎重さは強み。でも、Iタイプの義理家族には、まずノリと感情に合わせる橋をかけることが、距離を縮める近道だった。

教訓

Iタイプ相手には「まず楽しそう!」の一言

・細かい確認は後からでも遅くない

・自分の強みは、場を壊さないタイミングで発揮

*このストーリーはフィクションであり実在の人物とは一切関係ありません。

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2025.9.6

~明るすぎる嫁と静かな義理の家族~ 義理の家族との関係に悩んだらDISC理論を活用してみよう

義理の家族とのコミュニケーションに悩む妻(Iタイプ)が、夫の家族(義理の家族)とのコミュニケーションにDISC理論を活かした奮闘をストーリーで解説します。

明るすぎる嫁と静かな義理の家族

出会いは元気120%

美咲さん(32歳)は、笑顔とおしゃべりが大好きなIタイプの女性。初めて夫の実家に行ったときも、手土産を抱えてニコニコ全開で玄関へ。「お義母さん!今日はお招きありがとうございます〜♪」と声を弾ませると、義母はにこっと笑って「…どうぞ、上がってくださいね」と落ち着いた声。

(あれ? ちょっと反応が控えめ…)

美咲さんは「もっと距離を縮めよう!」と自己紹介から趣味の話までフルスピードで展開。しかし義両親は、うなずきながら静かに聞くだけ。

空回りの連続

数回会ううちに、美咲さんはモヤモヤ。「なんか…私、空回りしてない?」明るく盛り上げようとしても、返事は短く、沈黙が長い。そこで彼女は、以前学んだDISC理論を思い出す。「もしかして、お義母さんたちはSタイプかも…」(落ち着き、安心感、ゆったりとした関係を好むタイプ)

スタイルをシフト

美咲さんは作戦変更。

・テンポをゆっくりに

・大きな身振りは控えて、穏やかな笑顔で話す

・質問は一つずつ、相手が話し終えるまで待つ

話題も「最近の旅行」や「派手なイベント」ではなく、「お庭の花が綺麗ですね」や「このお漬物、とても美味しいです」など、安心感を与える方向に。

少しずつ近づく距離

最初は変化に気づかなかったが、数回目の訪問で義母が「このお菓子、美咲さん好きだと思って買っておいたの」と差し出してくれた。義父も「今度、一緒に庭を手入れしよう」と声をかけてくれる。

(あ…距離、縮まってる)

美咲さんは胸の中でガッツポーズ。

学んだこと

「自分らしさ」は大事だけど、相手の心地よいペースを理解して寄り添うことで、関係はぐっと良くなる。それ以来、美咲さんは「盛り上げる嫁」から「安心感をくれる嫁」へと進化。義理の家族との時間が、今では心温まるひとときになっている。

このストーリーの教訓

・義理の家族が静かなタイプなら、まずは観察して相手のペースを尊重

・自分の明るさを半分に抑えて、安心感を優先

・会話はゆっくり、共感を中心に

*このストーリーはフィクションであり実在の人物とは一切関係ありません。

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2025.9.2

義理の家族との関係に悩んだらDISC理論を活用してみよう~Dタイプ編~

義理の家族とのコミュニケーションに悩む妻(Dタイプ)が、夫の家族(義理の家族)とのコミュニケーションにDISC理論を活かしたストーリーで解説します。

まず、DISC理論とは?

DISC理論は、人の行動スタイルを4つのタイプに分けて、効果的なコミュニケーション方法を考える心理学モデルです。相手の言動からどのタイプか見たてることができるので、診断テストなどを受けてもらわなくても活用できるのが利点です。

タイプと特徴、優先すること

D(主導型)タイプ

特徴:結果重視、決断が早い、率直

優先すること:効率、成果、主導権

I(感化型)タイプ

特徴:明るい、社交的、話し好き

優先すること:人とのつながり、楽しい雰囲気

S(安定型)タイプ

特徴:協調性がある、穏やか、聞き上手

優先すること:安定、安心、調和

C(慎重型)タイプ

特徴:正確さ重視、論理的、分析的

優先すること:ルール、正確性、品質

例:Dタイプの妻が義理の母(Sタイプ)と良い関係を築く方法
登場人物

妻(Dタイプ):キャリア志向でテキパキした性格。結論を急ぎがち。

義母(Sタイプ):優しくて穏やか。ペースがゆっくりで、空気を読むタイプ。

問題:行動スタイルのズレでストレス

妻は「ハッキリ言ってくれればいいのに!」と思う。

義母は「なんでそんなにズバズバ言うの?」と感じている。

→ すれ違いで会話がぎこちなくなる。

DISC理論を活用した妻の工夫

① 自分の「Dタイプ」の特徴を理解

自分が「結論ファースト」「ストレートな物言い」をしがちだと認識。

義母にとっては、急かされたり強く言われているように感じられると気づく。

② 義母が「Sタイプ」と見たてて接し方を変える

活用前:「何が食べたいですか?早く決めましょう」

活用後:「もしよければ、〇〇にしませんか?他にご希望ありますか?」

 

活用前:「これでいいですよね?」と即決

活用後:「少し考えてから決めましょうか」と配慮

 

活用前:話の主導権を握りがち

活用後:義母の話をよく聞いて、相づちを多めに

③ 具体的な行動変化

食事のメニュー決めでは「皆さんの意見を聞いてから提案する」スタイルに。

プレゼントを選ぶときも「義母が安心するもの(手堅い、使いやすいもの)」を意識。

会話では「結論を急がず、共感を大切にする」。

結果:関係が改善!

義母「話しやすくなったわ」と感じる。

妻も「衝突を減らせてラクになった」と実感。

DISC理論を使って「自分の行動を調整する」ことで相手も心を開きやすくなる。

ポイントまとめ(義理の家族と良好な関係を築くコツ)
ステップ 内容

① 自分のタイプを知る:まずは自分がどんな傾向か(D/I/S/C)を理解

② 相手のタイプを見たてる:義母・義父などの性格を観察してタイプを推測

③ タイプに合った話し方をする:DタイプはSタイプに対して、柔らかい言い回し・共感重視を意識

④ 主導権ではなく「調和」を意識する:特に家族間では協調性が信頼につながる

最後に

Dタイプの人は「結果重視」で物事を進めがちですが、義理の家族との関係は「効率よりも感情」が大事な場面が多いです。

DISC理論を使うと、自分の強みを活かしながら、相手に合わせてコミュニケーションを調整できるので、ストレスも減り、関係も良好になります。

*このストーリーはフィクションであり実在の人物とは一切関係ありません。

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2025.8.15

性格の不一致を感じたらDISC理論を使ってみよう

性格の不一致を感じたらDISC理論が役に立ちます。

夫婦の性格の不一致は、必ずしも「相性が悪い」ことを意味しません。DISC理論では、人の行動特性をD(主導型)I(感化型)S(安定型)C(慎重型)の4タイプに分類します。例えば、Dタイプの夫は結果重視でスピード感を求めますが、Sタイプの妻は安定や安心を大切にします。この場合、夫は「決断が遅い」と感じ、妻は「せっかちで配慮が足りない」と受け取ることがあります。また、Iタイプの妻は感情豊かで社交的ですが、Cタイプの夫は計画性と正確さを重視します。妻は「細かすぎる」と感じ、夫は「計画性がない」とストレスを覚えることも。
DISCの視点では、これらは性格の欠点ではなく“行動の傾向”の違いです。お互いのタイプを理解すると、「なぜそう考えるのか」「何を大切にしているのか」が見え、衝突が減ります。性格の不一致は、歩み寄りと補い合いによって、むしろ夫婦の強みになるのです。また、この理論を身につけると義理の家族とのお付き合いや仕事関係のコミュニケーションなど多くの場面でも活用できます。

DISC理論の日本語の書籍はいくつか出版されていますが推薦できるものがないので、概要はネットで検索し、理論の詳細や利用スキルを身につける場合は講座を受講するのが良いでしょう。

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2025.8.6

パートナーがあなたのスマホを見たがる時は心の境界線を確認しよう

あなたのスマホを見たがるパートナーの心理には、「境界線(バウンダリー)」の課題が隠れていることがあります。境界線とは、自分と相手の心や時間、持ち物などの“領域”を尊重し合うための目に見えない線のことです。

本来、スマホはその人のプライベート空間であり、境界線の内側にあるもの。もし相手の許可なく覗いたり見せることを強要したら、その線を越える行為です。しかし、それを「見たい」と感じる背景には、不安や疑念、安心を得たい欲求があります。過去に裏切られた経験や、あなたとのコミュニケーション不足から「境界線を越えてでも確かめたい」という心理が生まれることもあります。

一方で、境界線が健康に保たれている関係では、「見ない自由」「見せる安心感」が共存します。あなたがスマホを隠さず、パートナーも無理に見ようとしない。この相互尊重こそが信頼の土台です。

スマホを巡る摩擦は、単なる“物”の問題ではなく、心の距離感や信頼関係のバロメーター。境界線を意識することで、覗く・隠すという対立から、「安心して任せられる関係」へとシフトできるのです。

推薦図書:ネドラ・グローバー・タワブ、レイチェル・ヘラー (2022). 心の境界線 穏やかな自己主張で自分らしく生きるトレーニング. 学研プラス

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