
パートナーの愛情に違和感や不安を感じた時、
あなたはどうしますか?
・愛情を試す
・話し合う
・様子を見る
この中で一番のおすすめは「話し合う」です。
「愛情を試す」という行為は期待どおりにならないとガッカリして不安が増したりします。期待どおりだったとしてもそれで安心できるとは限りません。
「様子を見る」はあなたが気持ちを上手にコントロールできる人ならば選択肢の1つかもしれません。ただその結果、なにも変わらなければ次の行動に進むことになるでしょう。
「話し合う」は率直にできれば、あなたの違和感や不安といった気持ちをパートナーに知ってもらえます。そこから互いの理解を深めたり誤解を解いたりする一歩を踏み出すこともできるでしょう。
ただ、いざ話し合うとなると途端に言葉が出てこなくなることが多いのではないでしょうか。こんな時に話し合いのキッカケとして役に立つのが愛の三角理論です。これはアメリカの心理学者スタンバーグさんが考えた愛情を3つの特徴から見てみるものです。
3つの特徴とは、
・パッション:情熱
・インティマシー:親密さ
・コミットメント:約束や合意
「パッション」は多くの人が恋愛状態の時に感じる気持ちや衝動、身体的欲求のことです。
「インティマシー」とは心理的な親密さです。心理的に親密だと自分の気持ちや考えを素直に表現できます。互いの信頼感がベースとなるのでお相手が自分の味方で裏切らない存在であると実感しているか、実際に気持ちを素直に伝えているか振り返ってみてください。
「コミットメント」は単なる約束よりも積極的に実行する意思と行動が伴うものです。ただ、一方が勝手にコミットメントしていると思い込んでいる場合も多いので具体的に言葉にして確認するほうが良いでしょう。
推薦図書では3つの特徴のスコアが確認できます。質問内容から自分が理想と思うそれぞれのスコアを考えて今の状態とくらべたり、パートナーに期待する愛情スコアと今とのギャップを確認して二人の愛情について話し合う材料にできるでしょう。各スコアは満点だから良いというわけではないので、自分たちに合った点数を考えましょう。
一般的に時間の経過とともに「パッション」は弱くなっていくようです。つまり、夢のような恋愛期間が終わり現実の生活に戻るということでしょう。愛情を長続きさせるには「インティマシー」と「コミットメント」に注目することが大切なようです。